チーム・ヨハン!

楽落らいぶ『ヨハン・シュトラウスII世』
無事に終演いたしました。
お運びくださった皆様、お世話になった皆様、
そして共演の皆様!ありがとうございました!!

師匠と私達。
未知との遭遇でしたが、本番ギリギリまで、
各々が細部にまでこだわりぬいた究極の逸品になりました。

シュトラウスの生涯を、落語で!
阿吽の呼吸で名曲をはさみながら!
(全曲、皆でトリオ用に編曲しました)

まず第一にシュトラウスの曲が純粋に素晴らしいこと、そして、クラシック愛好家であり、ことシュトラウスには並々ならぬ愛がある師匠の秀逸な台本、見事な語り口調、そして魅力的な音色と豊かな音楽をもつ2人の共演者!全幅の信頼を寄せる譜めくリストのS嬢、そして機会をくださり支えてくださった主催者様はじめスタッフさんの熱意、そして何より温かくユーモアのあるお客様!あっての、舞台でした。

その時間を共にしたみんなが喜んでいる!!

前半のミニコンサートでは、
春の声、メリーウィドウワルツ、
さらにはメントリも!

個人的には、あこがれの東京文化会館の舞台にとうとう立ててうれしかったです。

普段ないような緊張感の中、いざ迎えた本番では、客席からどっかんどっかん爆笑がたえず、東京文化会館が巨大な寄席に!?瞬く間に感動のフィナーレをむかえました。

「トリオ+師匠」ではなく、カルテットのようなチームワークでリハーサルから本番を楽しめたからこそ、の舞台でした。そして満員の客席からブラボーと万雷の拍手、数々の賛辞を頂戴し、感無量でした。(お写真は、お客様が隠し撮りしてくださったものから拝借!ありがとうございます)

この台本と譜面は永久保存版。
またどこかで再演できるといいな。

私は、シュトラウスにやたら詳しくなり、落語に開眼。

楽落らいぶ vol. 39

明後日です!
チケットは完売しているそうですが、
当日券が何枚かでるそうです。

共演のみなさん素晴らしく、ギリギリまでアイディアが飛びかっています!

本番を楽しみにがんばります!

時には昔の話を

古いパソコンの処分をしていると、懐かしい写真の数々が出現!
とくに懐かしかったものを少しだけ載せてみます。

190cmのオランダ&ハンガリー人のメンズに挟まれての楽しかったトリオは、バルトークの『コントラスト』でした。ケメネシュ先生のマスタークラスをソロで受講しに行ったのに、現地について突然言われたトリオ、リハーサルからの本番。ほかにも勝手にモーツァルトのトリオのピアニストにもされており、あわててレッスン室にいくと「なんで来ないんだ!」と叱られ(え!)、初見で弾く羽目になったのですが、これがまた生命力爆発の素晴らしいレッスンで今も忘れられません。さらに期間中にヴィオラの子から伴奏を頼まれ、毎日てんてこまいでしたが、猛烈に楽しかった。

これは、ハンガリーから完全帰国する日の朝に撮った、部屋の写真。

そして帰国後に芸大学生オケの定期演奏会で共演したときの写真。このときはリストの『死の舞踏』を弾きました。突然お話をいただき、弾いたことがないのに弾いたことがあります!と即答し(もう時効のはず・・・)、先生の楽譜をお借りして(私の楽譜は船便に・・・)2週間ほどで譜読み→暗譜での本番でした。指揮がハンガリー人のナジ・ジョルト氏で、ハンガリーの大家さんの中学時代の同級生だったりという不思議なご縁もありました。

どれもこれも、もうかれこれ10年前のことだなんて。
ほかにも、ニンマリとしてしまう思い出の写真は、ピンチで必死だった時のものばかりでした。ちょうど今、私は綱渡りの状況にピリピリぎみですが、これも全力の時間を重ねたら、あとでニンマリできるはず。がんばろっ!

楽落ライブにむけて


ひさびさの上野です。落ち着く!

楽落らいぶ、コンサートと落語を一度に楽しめる、東京文化会館の人気公演!
いよいよ本格的にリハーサルが始まっています。

お題は『ヨハン・シュトラウス Ⅱ世』
師匠の落語で、シュトラウスの生涯を!
私たちのトリオで代表曲の演奏をはさみながら!
前半はトリオのミニコンサートもあり、盛りだくさんの1時間です。

噺家さんとのコラボは私たちにとっても新しい試みで、
あれこれとアイディアが生まれている現場です!

調律

怒涛の春夏を終え、怒涛の秋冬に備えて!調律をしてもらいました。
ひらめきと、インスピレーションと、練習の効率が、断然ちがいます。
ありがとう、父!

横浜ニューグランド

横浜ロータリークラブの例会にて演奏してまいりました。
横浜の海をバックに素敵な会でした。
余韻に浸る間もなく、中華街のフルコースを泣く泣く辞退して、次の現場に走る〜!泣
写真はリハーサルの様子。

白糸降臨

帰京してすぐ、レッスンをして、ミューザ川崎へ移動。
急遽、コレペティとして…

千住明さんのオペラ『滝の白糸』の3幕が演奏会形式で演奏されます。
素晴らしいソリストの方々、そして大友マエストロとご一緒させていただき、有意義な時間でした。

限られた時間内で、一切無駄のない鮮やかなリハーサル。
マエストロの手が描き出す音のイメージの美しさ。
ソリストの方々への一言一言が光ります。

ひさしぶりでしたが、本当に美しい作品。
心の奥深くに響くメロディーとハーモニー… 泣けるストーリー… 美しい日本語…
ソリストの皆様、大変素晴らしいです!

明日14時より、オペラシティです。
ぜひ、お出かけください!