《ほぼ日刊イトイ新聞》に掲載されました。
本業ではなく、趣味の編み物のほうです。
ハンガリー留学当時(2005年頃)から “ほぼ日手帳” を愛用し、糸井重里さんの言葉や、毎日発信される様々なコンテンツを楽しんできた私としては、とてもうれしい出来事でした…!
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私には、ピアノの先生、伴奏ピアニスト、大学の先生、という3つの顔がある。今日は伴奏ピアニストの話。
今年の上半期の伴奏仕事は、私の中でシーズン5までに分けられていて、シーズン2までを終えた。つまりは山を2つ越したわけだ。今日はその狭間のような1日で、弾き終えた楽譜を片付け、シーズン3にむけて楽譜の整理をした。少しの淋しさと、とても清々しい気分が入り混じるこの作業。これが1時間もかかったので、コーヒーはすっかり冷めてしまって、とりあえず35曲もあった。
俳優さんが台本を持ち替えて次の現場に向かうとき、こんな気分なのかなと想う。リサイタル、コンクール、オーディション、オーケストラの入団試験、それぞれに本気のドラマがあり、私たちは楽譜を通してひたすら作曲家と向き合う。
1年前の自粛中に買ってきたコバノズイナの木に、花の蕾がたくさんついていることに、ようやく気がついた。明日から大学がはじまる。
恩師の退任記念演奏会。
ひさしぶりに母校の奏楽堂へ出かけました。
あらゆる想いと、たくさんの記憶が渦巻いて、
うまく言葉にならない日。
健二先生に出会える運命の人生で、
ほんとうによかった。
少しずつ増えてきた棒針を、
思い出のマグカップに収納。
ブダペストに留学中の、
クリスマス市のホットワインのカップです。
これで秋冬の間は、
いつもブダペストと編み物のことを想うでしょう。